ペテロの手紙 第一 1章3節

私たちの主イエス・キリストの父なる神はほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。

<関連聖句>

1.ヨハネの福音書11章25節26節
2.ヨハネの福音書14章18節ー20節
3.コリント人への手紙 第一 15章12節―22節
4.ヨハネの手紙 第一 5章5節―13節

<メッセージ>

東日本大震災が起きてから今日は八年目を迎えました。

当時津波が次から次へと町を飲み込んでいく恐ろしい光景がテレビで放映されましたが、画面を見ているだけでも水の勢いに圧倒されましたが、実際に被災された方々の恐怖はいくばくのものであったかと思わされましたが、当時、救われた人々が抱き合って「生きていてよかった」とか、イエス様が人々に「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。

なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。

(ルカの福音書12章15節)」と言われたように「お金や財産が無くなっても生きていることが一番」と人々が言っていられたことを思い起こします。

しかし、創世記6章3節に「そこで、主は、『わたしの霊は永久には人のうちにとどまらないであろう。

それは人が肉にすぎないからだ。

それで人の齢は、百二十年にしよう』と仰せられた。」とあるように、人はこの世に永遠に生きることはできずに、どんなに延命処置をほどこしても、必ず全ての人に死が臨むのですが、今日の聖句が「私たちの主イエス・キリストの父なる神はほめたたえられますように。

神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました」と語っているように、キリスト者の肉体も滅びますが、イエス様と同じように死からよみがえって生き続けることができる希望が与えられていること、しかもその希望の保証はイエス様の復活にあることを語っています。

ヨハネの手紙 第一 5章12節は「御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。

私が神の御子を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。」と語っているように、永遠のいのちが与えられていることを喜ぶとともに、東日本だけでなく各被災地の教会やキリスト者を主が豊かに用いて多くの方がイエス様を信じて永遠のいのちを持つことができるように祈ろうではありませんか。