愛する者たち、あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。(ペテロの手紙第一4章12節ー13節)

1.コリント人への手紙第一10章1節ー13節
2. ヘブル人への手紙4章14節ー16節
3. ヤコブの手紙1章2節ー4節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節

モーセは民に「気をつけなさい。私が、きょう、あなたに命じる主の命令と、主の定めと、主のおきてとを守らず、あなたの神、主を忘れることがないように。あなたがた食べて満ち足り、りっぱな家を建てて住み、あなたの牛や羊の群れがふえ、金銀が増し、あなたの所有物がみな増し加わり、あなたの心が高ぶり、あなたの神、主を忘れる、そのようなことがないように。」と警告してから「ー主は、あなたをエジプトの地、奴隷の家から連れ出し、燃える蛇やさそりのいるあの大きな恐ろしい荒野、水のない、かわききった地を通らせ、堅い岩から、あなたのために水を流れさせ、あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであったー」と、試練がもたらす結果を語ったのでした(申命記8章11節ー16節)。パウロはコリントのキリスト者に、主と主の約束を信じないでつぶやいた人たちは荒野で滅ぼされたことを話されてから「これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであ離、それが書かれたのは、世の終わりに望んでいる私たちへの教訓とするためです。ですから、立っていると思う者は、倒されないように気をつけなさい。」と警告するとともに「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます」と励ましています(コリント人への手紙第一10章1節ー13節)。その脱出の道は、ペテロが「愛する者たち、あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。」と、イエス様が「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」と仰せられたように、罪人を救うために試みられたキリストではないでしょうか。考えもしなかったようなことが起こっても、十字架の死と復活という神のご計画に従われたキリストのことを、平安な義の実を結ぶために主は愛する者を訓練されることを(ヘブル人への手紙12章2節-11節)、主にご計画があることを、信仰の深みに導こうとされていることを忘れずに、ペテロやヤコブが勧めているように信仰の試練を喜ぶように心がけようではありませんか。