雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。(イザヤ書55章10節ー11節)
1.創世記1章1節ー30節
2.ルカの福音書1章8節ー45節
3.ヨハネの福音書1章1節ー17節
4.コリント人への手紙第一15章50節ー57節
創世記1章3節が「神は仰せられた。『光があれ。』すると光があった。」と語っているように、創世記1章に天地万物は神のことばによって創造されたこと、すなわち、神のことばには無から有を生み出す力、物事を実現する力があることを示されたのでした。主は「雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。」と、まず自然界について語ってから、「そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」と神のことばの確かさを語っています。イエス様はご自分の事を一粒の麦にたとえられてから「今わたしの心は騒いでいる。何と言おうか。『父よ。この時からわたしをお救いください』と言おうか。いや、このためにこそ、わたしはこの時に至ったのです。父よ。御名の栄光を現してください。」と申し上げると、父なる神は「わたしは栄光をすでに現したし、またもう一度栄光を現そう。」と約束されように、三日目にイエス様を死からのよみがえらされて栄光を現されたのでした。ヨハネの福音書3章16節は「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」と語っています。私たちは滅びる者ではなく、永遠のいのちが与えられているので、この世を去る時に「死は勝利にのまれた」というみことば実現するのです(コリント人への手紙第一15章54節)。イエス様が仰せられたように、世の光として生きるために、いのちのみことばをしっかり握って生きようではありませんか(ピリピ人への手紙2章16節)。