わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。(ヨハネの福音書15章12節)

1.ヨハネの福音書13章1節ー15節
2.コロサイ人への手紙3章2節ー15節
3.ペテロの手紙第二1章3節ー11節
4.ヨハネの手紙第一4章7節ー12

イエス様は弟子たちに「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」と、また「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなた方がわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」と仰せられてから再度「あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、私のあなたがたに与える戒めです。」と仰せられました(ヨハネの福音書15章16節ー17節)。しかし、神の愛は聖霊によって心に注がれるので、まだ聖霊が下っていなかったので、福音書の弟子たちはだれがいちばん偉いかなどと論議するような生き方をしていたのですが、聖霊が下り、聖霊に満たされた弟子たちは神の愛に生きる者となられ、ペンテコステの日には大胆に福音を語ったペテロと共に人々の前に立たれたのでした。ペテロは「神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。というのは、あな私たちをご自身の栄光と徳によってお召しになった方を知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです。」と語ってから「敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛(アガペ:神の愛)を加えなさい。」と勧めています。神の愛に生きるために、私たちの全生涯の罪を取り除くために十字架にかけられながらもとりなして祈られたイエス様のことを、聖霊が与えられていること、聖霊によって心に神の愛が注がれているこを、永遠のいのちが与えられていることを忘れずに、主が願っておられるように、互いに愛する、すなわち互いに赦し合いながら生きようではありませんか。