子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。(ヨハネの手紙第一4章4節)

1.ヨハネの福音書14章27節ー30節
2.ヨハネの福音書16章29節ー33節
3.コリント人への手紙第一15章50節ー58節
4.ヘブル人への手紙2章11節ー18節

パウロがキリスト者を迫害するために向かっていたダマスコの途上で「わたしは、この民と異邦人との中から、あなたを救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせるためである。(使徒の働き26章17節ー18節)」と、イエス様は、すべての人は神かこの世を支配しているサタンとも呼ばれる悪魔の影響を受けながら生きていることを指摘されました。この世には数えきれないほど多くの宗教がありますが、その背後にはエバとアダムが罪を犯すように誘惑した悪魔の働きがあります。もっとも巧妙な悪魔の働きは聖書のことばを曲解してキリスト教のように見せかけている統一教会やエホバの証人、モルモン教、摂理などの異端があります。ヨハネはまず「愛する者たち、霊だからといって、みな信じてはいけません・・イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。」と警告してから、「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。」と語っています。恐れや思い煩い、不安が襲ってくることがありますが、人々を惑わす悪魔と彼の最大の武器である死を復活によって、無力にされたイエス様が聖霊なる神として内住しておられることを思い起こし、すべてを益として下さる主に心のうちを正直に注ぎ出して祈り、結果は主の御手にお委ねし、主からの平安をいただこうではありませんか。