梅雨に入り、皆さんのお出でに足元を心配していましたが、お天気も恵まれて70名余の方々がお集まりくださいました。中には柴田須磨子さんという方は九州福岡からお出でになられました。柴田さんは、福岡でもカフェを開催されていて、しかも福岡ホスピスの会を代表し、子どもを亡くした親の会「虹の会」を開設されています。
実は、7歳になったお嬢さんを亡くされた辛いご経験がある方です。翌日、榊原宛に柴田さんから電話が入り、このことを知りました。私も39年前ですが、当時、6歳になった次男を交通事故で亡くしています。ある雑誌で、私のことを知り、お電話くださったということです。
自分のことは別にしても、柴田さんが、看護師としてだけでなく、多方面で他者のために多くの労をいとわないで動いておられるエネルギーの源は、辛いところを通られたことにあるのだろうかと、感じたことでした。
お電話でしたが、私もまた大きな慰めと励ましをいただいた時でした。
海援隊の「贈る言葉」に、「人は悲しみが多いほど 人には優しくできるのだから」というようなフレーズがあったかと思います。「優しい」という字は「人」と「憂い」という字からなっていますね。その人が悲しい経験をすればするほど人には優しくなっていくのでしょうね。
私たちも、恐れや悲しみを、慰めや優しさで包んで、人にさしあげたいですね。49回のお茶の水メディカル・カフェの報告をお伝えするつもりが、つい私ごとになってしまいした。榊原 寛