そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。(テモテへの手紙第一2章1節)
1.マタイの福音書5章43節ー48節
2.ローマ人への手紙12章2節ー3節
3.ヤコブの手紙5章19節ー20節
4.ヨハネの手紙第一5章14節ー17節
イエス様は「『自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め』と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。(マタイの福音書5章43節ー45節)」と仰せられただけでなく、十字架にかけられた主は「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。(ルカの福音書23章34節)」とイエス様のことを嘲ったり、ののしったり、悪口をいっている人々のためにとりなして祈られ、実践されたのでした。信仰と聖霊とに、恵みと力に満ちていたステパノは、迫害され石で打ち殺されましたが、イエス様が「父よ。わが霊を御手にゆだねます。(ルカの福音書23章46節)」と大声で叫ばれたように「主イエスよ。私の霊をお受けください。」と叫んでからひざまずいて「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」と大声で叫ばれ、とりなされたのですが、そこにはサウロとも呼ばれていたパウロがおられたのでした。キリスト者となったパウロが「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」と勧めているように、世の人々のように不平不満を漏らすよりも、家族はじめ日本国民のために、石破総理はじめ石破内閣、政財界や教育界のリーダーの方々のために祈ろうではありませんか。