ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知るためです。(コリント人への手紙第一2章12節)
1.使徒の働き2章1節ー40節
2.ローマ人への手紙3章19節ー26節
3.ローマ人への手紙6章17節ー23節
4.エペソ人への手紙2章1節ー11節
イエス様がご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえなければならいことを弟子たちに示し始めると、ペテロは「主よ。神の御恵みがありますように。」と申し上げてから「そんなことが、あなたに起こるはずがありません。」とイエス様を引き寄せていさめ始めると、イエス様は振り向いて「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」と仰せられたのですが、ペテロは、死からよみがえられたイエス様にお会いして生ける希望を持っただけでなく、今日の聖句が「ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知るためです。」と語っているように、神を考慮させないこの世の霊ではなく聖霊に満たされたペテロは神の恵みを知る者となられ、イエス様が「助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。(ヨハネの福音書14章26節)」と仰せられたように、旧約聖書を引用して福音を、そして「イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主とともにキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」と大胆に語ると3000人が救われたのでした(使徒の働き2章1節ー41節)。恵みによって救われ、永遠のいのちが与えられていることを忘れないようにしようではありませんか。