恵みとまことによって、咎は贖われる。主を恐れることによって、人は悪を離れる。(箴言16章6節)

1.ヨハネの福音書1章14節ー17節
2.ガラテヤ人への手紙2章20節ー21節
3.コリント人への手紙第二5章7節ー11節
4.エペソ人への手紙2章1節ー10節 

ヨハネの福音書3章18節は「御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御子を信じなかったので、すでにさばかれている。」と、イエス様を信じない人々には有罪判決が下されていることを語っています。ですから、パウロは人々がキリストを信じる前の状態を「あなたがたは自分の罪禍と罪との中に死んでいた者であった。」と語っていますが、そのような状態から人類を救うために神は御子イエス様を人としてお遣わしになり、パウロが「もしキリストがよみがえられなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお、自分の罪の中にいるのです。(コリント人への手紙第一15章17節)」と、語っているように、贖いは十字架の死だけでなく、イエス様が死からよみがえられたことによって罪や咎は完全に取り除かれる状況を起こしてくださったのでした。恵みとまことに満ちておられるイエス様から声をかけられキリスト者になったパウロは「神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべてのすべての使徒たちよりも多くの働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。(コリント人への手紙第一15章10節)」と神の恵みを本当に知ったことによって、今日の聖句が「恵みとまことによって、咎は贖われる。主を恐れることによって、人は悪を離れる。」と語っているように、自分を誇るような生き方から解放されたのでした。恵みとまことに満ちておられるイエス様がどれほどの苦しみ、孤独を味あわれたかを、神の愛がどんなに深いものであるのかを忘れないようにしようではありませんか。