小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。(ルカの福音書12章32節)
1.マタイの福音書6章27節ー34節
2.ヨハネの福音書14章1節ー6節
3.ローマ人への手紙8章15節ー17節
4.ローマ人への手紙14章9節ー18節
イエス様は「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。(マタイの福音書7章13節ー14節)」と、仰せられたように昨年のデーターによりますと、日本のクリスチャン人口は総人口の0.8%と少なく、小さな群れといえるでしょう。ところで、イエス様は「小さな群れよ。恐れることはない。」と仰せられてから、恐れなくてよい理由を「あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。」と約束されました。パウロは、御国、すなわち神の国について「神の国は義と平和と聖霊による喜び(ローマ人への手紙14章17節)」と語っています。パウロは自分の義に生きていた時には、聖霊を持たず、激しい怒りに燃えて、キリスト者を迫害していたのですが、キリスト者となった彼は神の国を知る者となられたのでした。イエス様は「御国が来ますように。」と祈るように教えられるとともに(マタイの福音書6章10節)、「あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。」と話されてから、「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。」と勧めています。神は喜んで御国を与えてくださる、という約束を感謝し、日々「御国が来ますように」と祈りながら生きようではありませんか。