怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。(エペソ人への手紙4章26節-27節)

1.マタイの福音書16章16節ー23節
2.マタイの福音書24章3節ー5節
3.テサロニケへの手紙第二2章1節ー3節
4.ヤコブの手紙1章19節ー21節

イエス様はペテロが「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と告白すると、その時から弟子たちにご自身がエルサレムで多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを話されると、「主よ。神の御恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こることはありません。」と忠告したペテロに「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っていまる。」と、サタンの策略は神との関係よりも人間関係に心を向けさせることを指摘されたのでした。パウロは「もしあなたがたが人を赦すなら、私もその人を赦します。私が何かを赦したのなら、私の赦したことは、あなたがたのために、キリストの御前で赦したのです。これは、私たちがサタンに欺かれないためです。私たちはサタンの策略を知らないわけではありません。(コリンと人への手紙第二2章10節ー11節)」と、更に「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。」と忠告しておられます。「罪」の意味は「的外れ」です。神よりも人に目を向けさせる悪魔に機会を与えないように、怒ったり憤ったりしても、信仰の創始者であり完成者であるだけでなく人の心の中もすべてのことをご存知なイエス様から目を離して罪を犯さないようにしようではありませんか。