すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(テサロニケへの手紙第一5章18節)

1.詩篇100篇1節ー5節
2.詩篇119篇65節ー72節
3.ローマ人への手紙8章28節ー39節
4.コリント人への手紙第二4章6節ー15節

私たちは思わぬ出来事や試練に会うと、主の偉大さを忘れ、感謝するよりも、むしろイスラエルの民のように、主に対して不信感を抱き不信仰に陥ってしまうことがあるのではないでしょうか。ところで今日の聖句は「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」と、すべてこと、すなわち私たちにとって感謝できないようなことも、感謝することを神は望んでおられる、と語っていますが、それは「キリスト・イエスにあって」と語っているように、すべての事について感謝することができる鍵はイエス様にあることを語っています。イエス様は杯を取り。感謝をささげてから「みな、この杯から飲みなさい。これは、わたしの契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。(マタイの福音書26章27節ー28節)」と、人の知恵や力では成し得ない罪の赦しを成就するためイエス様は死からよみがえることもご存じで、十字架の刑を感謝されたのは十字架の死がなければ死からの復活はないからです。自分の感情や考えでは感謝できないことも神はすべてのことを働かせて益としてくださる方であることを忘れず、すべてのことを感謝する心を与えてくださる恵みとまことに満ちておられる主を信頼して生きようではありませんか。