わたしは良い牧者です。わたしは私のものを知っています。また、わたしのものは、わたしを知っています。(ヨハネの福音書10章14節)
1.詩篇139篇1節ー6節
2.マタイの福音書16章12節ー19節
3.ルカの福音書19章1節ー10節
4.ヨハネの福音書2章23節ー25節
イエス様は弟子たちに「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか」と尋ねると、ペテロが「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と申し上げると、イエス様は「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。」と、悟らせてくださるのは神であることを話されたのでした。ところで、イエス様が風と荒波とをしかりつけられるとなぎになったのを見て弟子たちは「風も水も、お命じになれば従うとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」と驚き恐れて互いに言ったのでした。イエス様から二度「わたしを愛しますか(アガパオ:神の愛で愛する)」と尋ねられたペテロが「私があなたを愛する(フィレオ:友情)ことは、あなたがご存知です。」と告白すると、イエス様は三度目に「あなたはわたしを愛しますか(フィレオ)」」と尋ねたので、ペテロは心を痛めて「主よ。あなたはいっさいのことをご存じです。あなたは、私があなたを愛する(フィレオ)ことを知っておいでになります。」と告白したのでした。イエス様は「わたしは良い牧者です。わたしは私のものを知っています。また、わたしのものは、わたしを知っています。」と語っています。パウロが「今、私は一部分しか知りませんが、その時には、私が完全に知られているように、私も完全に知ることになります。(コリント人への手紙13章12節)」と語っているように、昇天され神の右に座しておられる現在のイエス様の姿をヨハネは描写していますが(黙示録1章10節ー16節)、実際見ることがでず、やがて見る時が来ますが、この世にあっては、イエス様は恵みとまことに満ちていられる神の子であり救い主であることを知っていること、イエス様は私たちの牧者であり、私たちのことを完全に知っておられ、とりなしていてくださることを喜び、主を信頼して生きようではありませんか。