主よ。まことに、あなたは正しい者を祝福し、大楯で囲むように愛で彼を囲まれます。(詩篇5章12節)
1.ローマ人への手紙8章33節ー39節
2.ローマ人への手紙13章11節ー14節
3.コリント人への手紙第二5章7節ー15節
4.ガラテヤ人への手紙3章23節ー27節
今日の聖句は「主よ。まことに、あなたは正しい者を祝福し、大楯で囲むように愛で彼を囲まれます。」と、正しい者に与えられている祝福や神の愛に包まれて生かされている事を語っています、ところで、正しい者とは、パウロが「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。(ローマ人への手紙3章23節-24節)」と語っているように、自分で自分を正しい者と思うような者ではなく、神に正しい者と認められる者はイエス・キリストを信じ、恵みによって贖われているキリスト者であるがゆえに、すべてのキリスト者に適応されるみことばであることを踏まえてパウロは「神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。罪に定めようとするのはだれですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしてくださるのです。」と語ってから「私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできない」という確信をもって、驚くほどの迫害にあっても信仰を失う事なく恵みの中に生き続けられたのでした。キリスト者は神に祝されている者であり、「大楯で囲むように愛で彼を囲まれます」と語っているように、神の愛を示された恵みとまことに満ちておられるキリストを着ている(ガラテヤ人への手紙3章27節)ことを心に据えて、パウロのようにどんな事があっても神の愛の中に生かされていることを忘れず、主を信頼して生きようではありませんか。