御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。(詩篇9篇10節)

1.サムエル記第一17章32節ー50節
2.使徒の働き3章1節ー16節
3.エペソ人への手紙1章17節ー23節
4.ピリピ人への手紙2章6節ー11節

サウル王は優秀な者を兵士として召しかかえたのですが、ペリシテ人の6キュピト半(1キュピトが約44cmですから、背丈が約2m86cm)のゴリアテの「おまえらは、なぜ、並んで出て来たのか。おれはペリシテ人だし、おまえらはサウルの奴隷ではないのか。ひとり選んで、おれのところによこせ。おれと勝負して勝ち、おれを打ち殺すなら、おれたちはおまえらの奴隷となる。もし、おれが勝って、そいつを殺せば、おまえらがおれたちの奴隷となり、俺たちに仕えるのだ。きょうこそ、イスラエルの陣をなぶってやる。ひとりをよこせ、ひとつ勝負しよう。」ということばを聞いたサウルとイスラエルのすべては意気消沈し、非常に恐れたのですが、「獅子や、熊の爪から私を救い出してくださった主は、あのペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます。」と、主と主の御名を知っていたダビデはゴリアテに「おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。きょう、主はおまえを私の手に渡される、私はおまえを打って、おまえの頭を胴体から離し、きょう、ペリシテ人の陣営のしかばねを、空の鳥、地の獣に与える。すべての国は、イスラエルに神がおられることを知るであろう。」と宣言したように、主はダビデに勝利を与えられたのでした。主の御名をもって祈る時、「御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。」を、心に据えて祈ろうではありませんか。