あなたがたを、つまずきかないように守ることができ、傷のない者として、大きな喜びをもって栄光の御前に立たせることのできる方に、すなわち、私たちの救い主である唯一の神に、栄光、尊厳、支配、権威が、私たちの主イエス・キリストを通して、永遠の先にも、今も、また世々限りなくありますように。アーメン。(ユダの手紙24節―25節)
1.ルカの福音書22章31節―34節
2.ヨハネの福音書16章19節―17章5節
3.エペソ人への手紙1章3節―6節及び20節―23節
4.ピリピ人への手紙2章6節―11節
イエス様が弟子たちに「あなたがたはみな、今夜、わたしのゆえにつまずきます。『わたしが羊飼いを打つ。すると羊の群れは散り散りになる』と書いてあるからです。しかしわたしは、よみがえってから、あなたがたより先に、ガリラヤへ行きます。」と話されると、「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」と申し上げたペテロに「まことに、あなたに告げます。今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」と話されると、「たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、私はあなたを知らないなどとは決して申し上げません。」とペテロが豪語すると弟子たちもみなそう言ったのですが(マタイの福音書26章31節―35節)、イエス様はペテロに、彼だけでなく弟子たちが全員サタンの試みに会うことを、ペテロの信仰がなくならないように祈られたことを話されるとともに「立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」とペテロに仰せられたのでした(ルカの福音書22章31節―32節)。復活の主にお会いしたペテロはつまずかない者、すなわち信仰を失うことなく、かえって殉教の死をもいとわない人になったのでした。私たちのためにも祈っていてくださる主を忘れず、ユダと同じように「あなたがたを、つまずきかないように守ることができ、傷のない者として、大きな喜びをもって栄光の御前に立たせることのできる方に、すなわち、私たちの救い主である唯一の神に、栄光、尊厳、支配、権威が、私たちの主イエス・キリストを通して、永遠の先にも、今も、また世々限りなくありますように。アーメン。」と主を誉めたたえようではありませんか。