最後に、私の兄弟たち。主にあって喜びなさい。前と同じことを書きますが、これは、私には煩わしいことではなく、あなたがたの安全のためにもなることです。(ピリピ人への手紙3章1節)
1.詩篇37篇1節―4節
2.イザヤ書61章10節―11節
3.ヨハネの福音書15章9節―11節
4.ユダの手紙24節−25節
パウロは「さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。私がキリストのゆえに投獄されている、ということは、親衛隊の全員と、そのほかのすべての人にも明らかになり、また兄弟たちの大多数は、私が投獄されたことにより、主にあって確信を与えられ、恐れることなく、ますます大胆に神のことばを語るようになりました。・・・見せかけであろうとも、真実であろうとも、あらゆるしかたで、キリストが宣べ伝えられているのであって、このことを私は喜んでいます。そうです、今からも喜ぶことでしょう。(ピリピ人への手紙1章12節ー14節及び18節)」とご自分が置かれている状況を語ると共に、その状況がかえって人々の信仰を強められていること、宣教の働きが推し進められていること、そして、状況に左右されない喜びを示され、「最後に、私の兄弟たち。主にあって喜びなさい。前と同じことを書きますが、これは、私には煩わしいことではなく、あなたがたの安全のためにもなることです。」と、信仰生活が安全に守られる秘訣は主との関係にあることを語っています。パウロはキリスト者が喜んで生きることを願い強調しておられます。主がどのような方で、どのようなことをしてくださったかを忘れず、いつまでも変わることのなく、どんな状況も、どんなことも益としてくださる主を喜び、誉めたたえて生活しようではありませんか。