万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。(ペテロの手紙第一4章7節)
1.マタイの福音書24章3節ー42節
2. ルカの福音書18章1節ー14節
3.ローマ人への手紙13章11節ー14節
4.ペテロの手紙第二3章3節ー14節
昨年ロシアがウクライナに侵攻し、町々が破壊され、一般市民が犠牲になり、いまだに戦争が終結せず続いているさなか、今度はハマスが突然イスラエルに攻撃を仕掛け、イスラエルとパレスチナの一般市民が犠牲になっている状態、各地でデモが起きており、これから中東がどうなるのかというだけでなく、北朝鮮や中国、ロシアとの関係が報道され、多くの方々は不安や恐れを抱えておられるのではないでしょうか。イエス様は「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現れ、『私こそキリストだ』と言って、多くの人を惑わすでしょう。また、戦争や戦争の噂を聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。(マタイの福音書24章4節ー6節)」と、世の終わりの前兆を目にしてもあわてないように仰られたのでした。ですから、ペテロは「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」と、慌てずに祈ることを勧めています。パウロは「信仰により真実のわが子テモテへ。父なる神と私たちの主なるキリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安がありますように。」と祈られてから信仰の破船にあった人たちのことに触れたあと「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王やすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。(テモテ人への手紙第一1章2節及び19節ー2章3節)」と勧めているように、全ての人がイエス様を知ることができるように、負傷者の方々やご遺族の方々、政治家の方々のために祈ろうではありませんか。