まことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうこともなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを呼び求めたとき、聞いてくださった。(詩篇22篇24節)

1.サムエル記1章30章1節ー20節
2.イザヤ書8章19節ー9章7節
3.マタイの福音書4章23節ー25節(24節口語訳:いろいろの病気と苦しみとに悩んでいる者)
4.ペテロの手紙第一1章4節ー9節(6節口語訳:試練で悩まなければならない)

かつて、タイム誌が先進国の人々の精神的状態を長年かかって調査した結果、精神的な病いにかかる人の数が10年ごとに倍増しているという結果を出されました。確かに、テレビや電車の中のスクリーンにさえ占いが放映され、カウンセリングが流行っている状況は悩んでおられる人々がいかに多いかを物語っているのではないでしょうか。ところで、イザヤ書8章19節は「人々があなた方に、『霊媒や、さえずり、ささやく口寄せに尋ねよ』と言うとき、民は自分の神に尋ねなければならない。生きている者のために、死人に伺いを立てなければならないのか。おしえとあかしに尋ねなければならない。もし、このことばに従って語らなければ、その人には夜明けがない。」と、イザヤ書9章2節が「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。」と、同章6節が「一人のみどりごが、私たちのために生まれる。主権はその肩にあり、その名は、『不思議な助言者(英訳:素晴らしい)カウンセラー)、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる』」と、占いは一時的な気休めを与えることができても本当の解決を与えることはできないこと、おしえとあかし、すなわち、みことばと人の光であり(ヨハネの福音書1章4節)素晴らしい助言者であるイエス様(ヨハネの福音書5章31節ー36節の証言を口語訳:あかし)に尋ねることを勧めています。ひとり悩むのではなく、今日の聖句が語っているように、 あわれみと恵みに満ちておられ、どんな時にも助けてくださる主に悩みを正直に申し上げて、その悩みを主の御手に委ね、主を信頼して、悩みの代わりに主の平安をいただこうではありませんか。