全地よ。神に向かって喜び叫べ。御名の栄光をほめ歌い、神への賛美を栄光に輝かせよ。(詩篇66篇1節ー2節)
1.ネヘミヤ記9章1節ー5節
2.詩篇72篇18節ー19節
3.詩篇150篇1節ー6節
4.ヨハネの福音書12章20節ー28節
今日の聖句は神の民が留意すべき点を三つ語っています。まず「全地よ。神に向かって喜び叫べ。」と勧めているのは、創世記1章1節が「初めに、神が天と地を創造した。」と語っているように全地は神によって創造されたからではないでしょうか。ところでペテロの「この人が直って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。・・・この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないのです。」と言う弁明に、御名の栄光をほめ歌うように勧めている根拠を見ることができます。神への賛美を栄光に輝かせる、すなわち、パフォーマンス的な賛美ではなく、神がご臨在を現してくださる賛美になるために、3節ー20節において紅海やヨルダン川での奇蹟を、苦しみの中で主に立ち返り、祈ると祈りに応えてくださる神であることを語っています。エレミヤ書17章14節に「私をいやしてください。主よ。そうすれば、私はいえましょう。私をお救いください。そうすれば、私は救われます。あなたこそ、私の賛美だからです。」とあります。賛美は歌うことだけでなく、主のなされた業を忘れず、主を誉めたたえ、ダビデのように主を目の前に置いて主に栄光を帰す生活をしようではありませんか。