光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝てなかった。(ヨハネの福音書1章5節)
1.イザヤ書8章19節―9章7節
2.ヨハネの福音書8章1節―12節
3.使徒の働き26章9節―20節
4.ヨハネの手紙第一1章1節―5節
パリサイ人として律法による自分の義に生きていたパウロはナザレ人イエスの名に強硬に敵対すべきと考えてキリスト者を、教会を迫害していたのですが、キリスト者を迫害するために向かっていたダマスコの途上で太陽よりも明るく輝く天からの光を見たパウロは地に倒れ視力を失いましたが、自分が迫害していたのはキリスト者のみならずイエス様ご自身であったことを知らされるとともに、キリストの証人とされたこととその働きについて「彼ら(ユダヤ人をはじめ異邦人、すなわち全ての人)の目を開いて暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせるためである。」とイエス様が仰せられたことばから、やみは悪魔とも世bれるサタンの象徴であり光はイエスであることがわかります。ですから今日の聖句は「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝てなかった。」と、サタンは世全体を支配していても、イエス様を十字架につけ、彼の最大の武器である死をもって勝利したかのように思わされましたが、復活をもってサタンに勝利されたのでした。ですから、サタンに勝利されたイエス様が聖霊なる神としてキリスト者の心に内住されておられるがゆえにキリスト者はサタンに勝利していることを自覚し(ヨハネの手紙第一5章4節ー5節)、世の光として輝くためにいのちのことばをしっかり握って(ピリピ人への手紙2章16節)キリストの証人として人々の救いのために祈ろうではありませんか。