たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。(詩篇23篇4節)

1.サムエル記第二7章12節―15節
2.マタイの福音書18章12節―14節
3.ヘブル人への手紙12章2節―11節
4.ペテロの手紙第一1章5節―7節

今日の聖句「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」は、「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」で始まる詩篇23篇の一節ですが、「あなたのむちとあなたの杖」が心に響くとともに、主がダビデに世継ぎの子を約束されてから「わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる。もし彼が罪を犯す時には、わたしは人の杖、人のむちをもって彼を懲らしめる。しかし、わたしは、あなたの前からサウルを取り除いて、わたしの恵み(愛とも訳せる)をサウルから取り去ったが、わたしの恵みをそのように、彼から取り去ることはない。(サムエル記第二7章12節―15節)」と仰せられたことを思い思い起こしました。羊飼いは杖やむちをもって羊を守るだけでなく、羊飼いの杖の先端は曲がっていますが、その曲がった部分で、羊が道を外す時には、曲がった部分が小さいものは足に、大きいものは首にひっかけてその場に転ばせて捕獲するように、主は義の道に立ち帰るように、杖やむちを使われるので、罪を犯したために問題を抱えることをもありますし、迫害にあって死を覚悟するような状態に追い込まれたパウロのように、信仰が試されるようなこともありますが、どんなときにも主がいつもともにおられることを心に据えて、恵みとまことを実現してくださったキリストにあって、ダビデのように恵みの中を歩み続けようではありませんか。