主は、ご自分の民に力をお与えになる。主は、平安をもって、ご自身の民を祝福される。(詩篇29篇11節)

1.ヨハネの福音書16章24節ー33節
2.使徒の働き1章4節ー8節及び2章1節ー4節
3.エペソ人への手紙1章17節ー19節
4.ピリピ人への手紙4章12節ー13節

イエス様は弟子たちがやがて迫害に会う事を話されてから、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。(ヨハネの福音書16章1節―7節)」と仰せられたように、イエス様が昇天された後、聖霊が下り、聖霊に満たされたペテロはもはや人を恐れず、かえって大胆に「イスラエルのすべての人々は、このことをはっきり知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」と話され、心を刺された人々が「兄弟たち。私たちはどうしたらよいのでしょうか。」と尋ねると、彼は「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、すなわち私たちの神である主がお召しにまる人々に与えられているからです。(使徒の働き2章36節―39節)」と勧告したのでした。3000人が彼の勧告を受け入れ救われたのでした。ペテロが語った「遠くにいる人々」は、イスラエルの民以外の人々のことですが(エペソ人への手紙2章11節―13節)、イエス様を信じたなら神の力である聖霊が与えられることを話されました。しかも今日の聖句が「主は、ご自分の民に力をお与えになる。主は、平安をもって、ご自身の民を祝福される。」と語っているように、主はキリスト者にこの世が与えることのできない主の平安をもって。天にあるすべての霊的祝福をもって祝福してくださっていることを(エペソ人への手紙1章3節)忘れずに、神の力を受けて生きるために、聖霊を悲しませたり、聖霊の働きを妨げてしまわないように、主を誉めたたえて生きようではありませんか。