私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほど力のあるものです。(コリント人への手紙第二10章4節)

1.ヨハネの福音書14章12節―17節
2.使徒の働き13節―8節、ルカの福音書24章49節
3.エペソ人への手紙610節―20
4.ペテロの手紙第二1章1節―3節

経済力や軍事力を誇っても、コロナによってもたらされている恐怖を打破できる力がないこと、ワクチンの効果がどれほどのものであるかが報道される一方でワクチンを打ってもコロナに感染しないという保証はないような報道もなされて医学の力にも限界があることを語っていますし、気象情報によって大雨や台風などに対してある程度の予想がなされても、どれほどの被害がもたらされるかを確実に知ることができないために不安や心配、死への恐れが日本を覆っていますが、その現状は人の知恵や力には限界があることを思い知らされているのではないでしょうか。それらの原因を聖書の観点からみると、世全体を支配している悪魔や悪霊の働きであり(ヨブ記1章2章、ヨハネの手紙第一5章19節)、罪や死をもたらすことになった欲(ヤコブの手紙1章14節―15節)という二つの要素があるように思わされます。神は死の力を持つ悪魔や罪や死から人類を救うために御子イエス様をお遣わしになり、十字架と復活によって、罪の解決を与えられ、悪魔や死の恐怖から解放してくださったのでした(ヘブル人への手紙2章2章14節―15節)。イエス様は弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。」と、仰せられたようにペンテコステの日に聖霊が下り、聖霊に満たされたペテロは恐れから解放されて大胆に福音を語ったのでした。パウロは「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」と、「私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほど力のあるものです。」と語っているように、悪魔に立ち向かうことができるのは神の武具が与えらているキリスト者以外にいないことを、恐怖に陥れる奴隷の霊ではなく「アバ、父」と呼ぶことができる聖霊が、すなわち神の力や恐れを締め出すことができる全き愛、すなわち神の愛が心に注がれていることを心に据えて主の平安をもって人々が神に立ち返ることができるように、コロナ禍の中にあっても福音宣教の働きが前進するように祈ろうではありませんか。