キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい。(コロサイ人への手紙2章7節)

1.詩篇1001節―5
2.ヨハネの福音書154節―9
3.コリント人への手紙第一23節―5
4.エペソ人への手紙3章16 節ー19節

パウロは「キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい。」と、キリスト者が揺るがない人生を生きるためには、まずキリストの中に根ざすように勧めています。なぜなら、この世や人の価値観や考えは時代や文化によって異なるだけでなく、変化するものですが、イエス・キリストは、恵みとまことに満ちておられる真実な方であり、きのうもきょうも、いつまでも、同じだからではないでしょうか(ヘブル人への手紙13章8節)。ところで、パウロは「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださるのは神なのです。植える者と水を注ぐ者は、一つですが、それぞれ自分自身の働きに従って自分自身の報酬を受けるのです。私たちは神の協力者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれ注意しなければなりません。というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。(コリント人への手紙第一3章6節―11節)」と、キリスト者はすでにゆるがない土台が与えられていることを語っていますが、その土台に根を張り、成長させてくださり信仰を完成させてくださる主を堅く信じ、救われていることを喜び、神の愛、神の恵みがどれほどのものであるかを忘れずに、あふれるばかりの感謝と賛美を主にささげ続けようではありませんか。