正しい者の救いは、主から来る。苦難のときの彼らのとりでは主である。主は彼らを助け、彼らを解き放たれる。主は、悪者どもから彼らを解き放ち、彼らを救われる。彼らが主に身を避けるからだ。(詩篇37篇39節−40節)

1.歴代誌第二201節―30
2.詩篇99節―20
3.エペソ人への手紙610節―20
4.テモテへの手紙第一2章1節ー6節

イエス様は弟子たちに「人々はあなたがたを会堂から追放するでしょう。事実、あなたがたを殺す者がみな、そうすることで自分は神に奉仕しているのだと思う時が来ます。彼らがこういうことを行うのは、父をもわたしも知らないからです。しかし、わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、その時が来れば、わたしがそれについて話したことを、あなたがたが思い出すためです。わたしが初めからこれらのことを話さなかったのは、わたしがあなたがたといっしょにいたからです。」とまた「わたしがこれらのことを話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」と、イエス様を信じて罪が赦され、恵みによって正しい者となったキリスト者でも患難、すなわち苦難にあって苦悩することがあることを語るととともに、勝利者である主を忘れずに生きるように励ましておられるのではないでしょうか(ヨハネの福音書16章2節―4節及び33節)。「国軍の戦争犯罪や人道に対する罪を国際社会は黙認すべきではない。」と国軍のクーデターを非難したチョー・モー•トウン国連大使が解任されたことやミャンマーでの状況が報道される中、ミャンマーのクリスチャンと彼らが祈っておられることを覚えながら今日のみことば「正しい者の救いは、主から来る。苦難のときの彼らのとりでは主である。主は彼らを助け、彼らを解き放たれる。主は、悪者どもから彼らを解き放ち、彼らを救われる。彼らが主に身を避けるからだ。」を思い起こしました。イエス様はイエス様と寝食をともにし、メッセージを聞いていながらもイエス様を信じていないユダのことを「悪魔」と(ヨハネの福音書6章70節)、イエス様を殺そうとしている人々に対して「あなたがたの父である悪魔から出た者(ヨハネの福音書8章44節)」と言われました。パウロはイエス様を信じる前の人々は強いか弱いかの違いがあっても世全体を支配している悪魔や悪霊の影響を受けていることを語っています(エペソ人への手紙2章2節)。目に見える戦いの背後に目に見えない霊の働きがあることを、神の願いは悪者も悔い改めることを望んでおられることをも心に据え(エゼキエル書18章23節)、最悪の状態、苦難の中で主を信じ、主に身を避ける方々がたくさん起こされるように世界中の人々の救いのために祈ろうではありませんか。