恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを、守る。(イザヤ書41章10節)

1.ヨシュア記11節―9
2.サムエル記 第一301節―20
3.ローマ人への手紙828節―39
4.エペソ人への手紙6章10節ー16節

神は罪人を救うために御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになり、十字架の死と死からのよみがえりをもって人類に平安と希望を与えられたのですが、被造物でありながら自分を創造者である神と同等に置こうとして天から地に落とされた悪魔は、イエス様が「悪魔は初めから人殺しであり、真理に立っていません。(ヨハネの福音書8章44節)」と言われたように、神と悪魔の性質と真意は天と地ほど異なるものです。悪魔の最大の武器は「恐れ」であり、恐れをもって人を支配しようと試みます(ローマ人への手紙8章15節)。モーセの死後、神が約束された地に民を導く使命を与えたヨシュアに、主は「あなたの一生の間、だれひとりとしてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしは、モーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない」と仰せられてから、「強くあれ、雄々しくあれ。」と二度仰せられてから、三度目には「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ、雄々しくあれ、恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」と、創造者であり全能者である神が常にともにおられることを約束された上で、強く、雄々しくあること、恐れてはならないことは、主の命令であると言われました。約束の地に入るためにはさまざまな戦いや問題を経験しました。悪魔や悪霊はキリスト者に触れることはできませんが日々恐れや思い煩いをもたらす火矢を放ってきます。今日の聖句「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを、守る。」をしっかり握って、すべてのこと益としてくださる主がどんなときにも一緒におられることを忘れずに、悪しき者が放つ火矢を消すことができる信仰の大楯をしっかり握って(エペソ人への手紙6章16 節)、ヨシュアのように勝利ある人生を歩ませていただこうではありませんか。