まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。(ヨハネの福音書5章24節)

1.ヨハネの福音書316節―18
2.ヨハネの福音書638節―40
3.コリント人への手紙第一15章3節ー9節
4.ヨハネの手紙 第一5章12節―13節

創世記1章26節−27節に「神は仰せられた。『さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのものを支配するように。』神は人をご自分のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。」と人は他の被造物と違って永遠から永遠に存在される神に似たものとして創造されたことを語っています。コロナウイルスによって亡くなられた方々の数が毎日報道される中、石原慎太郎氏が「死ですべてが終わればすっきりする。」と発言されたように、「死」によってすべてが終わるような考えを持っておられる方、死は問題や苦しみから解放される解決法かのように考えていても、お盆になると先祖を迎える迎え盆と先祖の霊を送り出す送り盆があるように矛盾しているように思いますが、神が人の心に永遠(口語訳:永遠の思い)を与えておられるので、死によってその人の存在がなくなるものではないことを、そして天国と地獄ということばが象徴するように二つの永遠の国があること、しかもその違いも知っているのではないでしょうか。イエス様は「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。」と、イエス様のことば、すなわち福音を聞いて、主を信じた者は全生涯の罪が赦されているために死後神の審判を受ける必要がなく、すでに永遠のいのちが与えられていることを語っています。ところで、ヨハネは「私が神の御子を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることをあなたがたによくわからせるためです。(ヨハネの手紙第一5章13節)」とキリスト者に語っています。神は永遠のいのちの保証をイエス様の死と復活をもって証明されました。死後どうなるかわからないのではなく、すでに永遠のいのちが与えられていることを自覚するとともに、石原慎太郎氏はじめ死の恐怖や将来に対する不安を抱きながら日々生活しておられる方々に福音が届きキリスト者となり、真理を知って主を証するような人になるように祈ろうではありませんか。