私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。(ペテロの手紙 第一 1章3節―4節)

1.詩篇4910節―20
2.コリント人への手紙 第一 924節―1014
3.ヘブル人への手紙1032節―39

群衆のひとりから「先生。私と遺産を分けるように私の兄弟に話してください。」と言われたイエス様は「いったいだれが、わたしをあなたがたの裁判官や調停者に任命したのですか。」と仰せられてから、人々に「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」と仰せられ、豊作に見舞われた金持ちのたとえ話をされました。彼が豊作で得た豊かさを貧しい人々与えたなら、天に宝を積むことができたのですが(マタイの福音書19章21節)、大きな倉に立て直して穀物や財産をそこにしまい、自分のたましいに「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ」と言いましたが、「神は『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』と、自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」と、財産がいのちを保証するのではないことを話されました(ルカの福音書12章13節―21節)。真の神を知らないこの世の人々は、この金持ちのように家や土地、財産があれば大丈夫と考えていたのではないでしょうか。しかし、東日本を襲った津波や台風、はじめさまざまな自然災害や原発事故によってそれらのものが無に帰してしまうような時代になり、人々は不安と恐れの中にいるのではないでしょうか。しかし、今日の聖句は「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。」と、神が与えてくださる希望や資産はどんな災害、全ての人に臨む死さえも取り去ることのできないゆるがないものであり、その保証は神にあることを語っています。その上、すべてのキリスト者は、天にあるすべての霊的祝福をもってすでに祝福されている存在であることを心に据え(エペソ人への手紙1章3節)、御子イエス様をお遣わしくださった神を誉めたたえるとともに、台風が次から次と襲うために不安と恐れの中におられる千葉県の人々はじめ、さまざまな自然災害によって被災されている方々の上に主が働きかけてくださるように、復興がすみやかになされるように祈ろうではありませんか。