聖書箇所

主よ。あなたに並ぶ者はありません。あなたは大いなる方。あなたの御名は、力ある大いなるものです。(エレミヤ書10章6節)

<関連聖句>

1.ヨハネの福音書16章22節−24節
2.使徒の働き31節―16
3.ローマ人への手紙1010節―13
4.ピリピ人への手紙26節―11

<メッセージ>

ペテロは、生れつき足のなえた人が癒されたのはイエスの御名によることを語りましたし(使徒の働き3章16節)、70人の弟子たちが喜んで「あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」と報告しましたように(ルカの福音書10章17節)、今日の聖句が語っているように力ある大いなるものですが、一方、使徒の働き19章11節―17節は「神はパウロの手によって驚くべき奇蹟を行われた。パウロの身に着けている手ぬぐいや前掛けをはずして病人に当てると、その病気は去り、悪霊は出て行った。ところが、諸国を巡回しているユダヤ人の魔よけ祈禱師の中のある者たちも、ためしに、悪霊につかれている者に向かって主イエスの御名をとなえ、『パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる』と言ってみた。そういうことをしたのは、ユダヤの祭司長スケワという七人の息子たちであった。すると悪霊が答えて、『自分はイエスを知っているし、パウロもよく知っている。けれどおまえたちは何者だ』と言った。そして悪霊につかれている人は、彼らに飛びかかり、ふたりの者を押さえつけて、みなを打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を負ってその家を逃げ出した。このことがエペソに住むユダヤ人とギリシャ人の全部に知れ渡ったので、みな恐れを感じて、主イエスの御名をあがめるようになった。」とイエス様との関係なくして主の御名をもって悪霊に命じても、何の効力がないばかりか、かえって傷を受けることを語っています。キリスト者には主の御名を用いて祈る特権が与えられています(ヨハネの福音書16章124節)。主の御名によって祈るなら、目に見えるものだけでなく、目に見えない霊の世界に影響を与えることを心に据えて人々のために、天皇陛下ご夫妻はじめ皇室の方々、安倍総理はじめ安倍内閣、政財界、教育界、地域のリーダーのために祈ろうではありませんか。