テモテへの手紙 第一 2章1節
そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のたちのた めに、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、 感謝がささげられるようにしなさい。
<関連聖句>
1.マルコの福音書14章32節―38節
2.エペソ人への手紙6章18節―20節
3.ペテロの手紙 第一2章4節―9節
<メッセージ>
近年、政財界や教育界において、今までならやみの中で人の目にさらされずに処理されていたような事が次から次に明らかにされていることの背後にヤコブの手紙5章16節が「義人の祈りは働くと、大きな力があります。」とあるように、キリスト者の祈りがあることを思わされます。主の働きが日本に強く臨んでいるのではないでしょうか。
ペテロが「キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、その名のゆえに神をあがめなさい。なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。(ペテロの手紙 第一 4章16節―18節)」と、ちょうどペテロ自身が麦のようにふるいにかけられたように、今キリスト者が、教会が、ふるいにかけられているのではないでしょうか。
イエスさまはゲッセマネで弟子たちに「誘惑に陥らないように、目をさまして、祈り続けなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。」と、祈ることの大切さを語られました。今日の聖句が「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のたちのために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」と勧めているように、お互いのためだけでなく日本が神に喜ばれる国となるように願い、今年多くの人々が救われますように祈り、教職者の方々のために、安倍総理はじめ安倍内閣の方々、今話題となっているゴーン氏をはじめ政財界のリーダー、いじめの問題を抱えている教育界の先生方のためにとりなして祈るだけでなく、私たちの神は私たちの祈りを聞いてくださる方であることを感謝して祈ろうではありませんか。