エレミヤ書32章17節

ああ。神、主よ。まことに、あなたは大きな力と、伸ばした御腕とをもって天と地を造られました。あなたには何一つできないことはありません。

<関連聖句>

1.ヨブ記42章1節―6節
2.エレミヤ書9章23節―24節
3.ルカの福音書1章26節―37節

<メッセージ>

イエス様は、いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、「ある町に、神を恐れず、人を人とも思わない裁判官がいた。

その町に、ひとりのやもめがいたが、彼のところにやって来ては、『私の相手をさばいて、私を守ってください』と言っていた。

彼は、しばらくは取り合わないでいたが、後には心ひそかに『私は神を恐れず人を人とも思わないが、どうも、このやもめは、うるさくてしかたがないから、この女のために裁判をしてやることにしよう。

でないと、ひっきりなしにやって来て、うるさくてしかたがない』と言った。

主は言われた。

『不正な裁判官の言っていることを聞きなさい。

まして神は、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもそのことを放っておかれることがあるでしょうか。

あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。

しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。』」というたとえ話をされましたが(ルカの福音書18章1節―8節)、主がみわざを起こされる時は主の御手の中にあることを語っているのではないでしょうか。

家族や友人の救いのために祈っても、なかなかイエス様を受け入れないと、「救われないのではないか」と、失望してしまうような時、日々の生活で経験するさまざまな問題の解決を祈っても祈りが聞かれてないように思わされるような時、今日の聖句「ああ。

神、主よ。

まことに、あなたは大きな力と、伸ばした御腕とをもって天と地を造られました。

あなたには何一つできないことはありません。」を思い起こして正しい神概念を持ち、「人にはできないことが、神にはできるのです。

(ルカの福音書18章27節)」と仰せられた主に期待し、私たちの必要をよくご存じな主に感謝をもって祈り続けようではありませんか(ピリピ人への手紙4章6節)。