ローマ人への手紙12章2節

この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。

<関連聖句>

1.マタイの福音書5章43節―48節
2.ルカの福音書6章35節―38節
3.ヨハネの福音書13章1節―17節

<メッセージ>

イエス様は「わたしが天から下って来たのは、自分のこころを行うためではなく、わたしを遣わした方のみこころを行うためです。

わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。

事実、わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持つことです。

わたしはその人たちをひとりひとり終わりの日によみがえらせます。」と、神のみこころを成すために人としてこの世に遣わされてきたことを語っているだけでなく、「わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。

真理によって彼らを聖め別ってください。

あなたのみことばは真理です。

あなたがわたしを遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。

(ヨハネの福音書17章16節―18節)」とキリスト者はこの世に属して生きるのではなく、この世に遣わされた者であることを、そして、イエス様がご自身の生き方を話されたように、遣わされた者は神のみこころを行う者とされていることを知ることができるのではないでしょうか。

イエス様はご自身を「わたしは世の光です。

わたしに従う者は、決してやきの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです(ヨハネの福音書」と、また「あなたがたは世界の光です。

・・・あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい(マタイの福音書5章14節及び16節)」と仰せられました。

「この世と調子を合わせてはいけません。

いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と勧めている聖句に生きるために、パウロが「すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい。

それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。

(ピリピ人への手紙2章14節―16節)」と勧めているように、自分の考えや思いで物事を判断して生きるのではなく、神のみこころをあらわしているみことばで生きようではありませんか。