悪に負けてはいけません。かえって善をもって悪に打ち勝ちなさい。(ローマ人への手紙12章21節)

1.詩篇25篇8節―10節
2. マタイの福音書5章38節―48節
3.ルカの福音書23章13節―34節
4.ペテロの手紙第一3章8節―18節

パリサイ人であった時のパウロはキリストを信じる信仰によって神から与えられる義を知らずに、律法による自分の義に生きていたために、ナザレ人イエスの名に強硬に敵対すべきだと考えて、祭司長たちから権限を授けられた彼はキリスト者を迫害するためにエルサレムだけでなく国外にまでも出かけて行ったのですが、ダマスコへの途上でイエス様から声をかけられ、キリスト者となった彼は驚くべきことに「悪に負けてはいけません。かえって善をもって悪に打ち勝ちなさい。」と悪に勝利する秘訣を語っているのは、テモテに「『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世の来られた』ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。(テモテへの手紙第一1章15節―16節)」と語っているように、ご自身が経験したことにもあるのではないでしょうか。むちで打たれ頭には王冠のように頭をすっぽりおおうように作られたいばらの冠をかぶせられ瀕死のような状態で十字架にかけられたイエス様に対して人々はあざけったり、悪口を言ったりしましたが、イエス様は「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」と祈られたのでした。ヤコブは「人の怒りは、神の義を実現するものではありません。(ヤコブの手紙1章20節)」と警告しています。神は全てご存じであることを忘れずに、イエス様のように怒りの代わりに、祈りを捧げるようにしようではありませんか。