怒りを遅くする者は英知を増し、気の短い者は愚かさを増す。(箴言14章29節)
1.サムエル記第二16章5節ー14節
2.詩篇37篇1節ー10節
3.エペソ人への手紙4章17節ー32節
4.ヤコブの手紙1章12節ー21節
今日の聖句は「怒りを遅くする者は英知を増し、気の短い者は愚かさを増す。」と、怒りを遅くする人と気の短い、即ち、すぐに怒ってしまうような短気な人との違いを語っています。ダビデが小石一つでゴリアテを倒したのをきっかけにイスラエルとユダの人々はときの声を上げてペリシテ人を打って凱旋すると町々から出てきた女性たちは、歌い、喜び踊りながらサウル王を迎えたのですが、彼女たちが「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。」と笑いながら繰り返し歌ったため、サウルは非常に怒り、不満に思って「ダビデには万を当て、私には千を当てた。彼にないのは王位だけだ。」と言い、勇気ある家来を持ったのを喜ぶのではなく、その日以来、忠実な僕ダビデのいのちを狙うような愚かな生き方をしたのですが(サムエル記第一17章50節及び18章5節ー11節)、息子アブシャロムが謀反を起こしたためにエルサレムから逃げたダビデに対してサウルの家の一族のひとりシムイがのろいのことばを吐きながら、ダビデやダビデの家来たちに向かって石を投げつけたのですが、「シムイの首をはねさせてください。」と言ったアビシャイと彼のすべての家来たちに「見よ。私の身から出た私の子さえ、私のいのちをねらっている。今、このベニヤミン人としては、なおさらのことだ。ほうっておきなさい。彼にのろわせなさい。主が彼に命じられたのだから。たぶん、主は私の心をご覧になり、主は、きょうの彼ののろい代えて、私にしあわせを報いてくださるだろう。」と言って、彼らの怒りをもおさめたのですが、怒りを遅くする、怒りをおさめる秘訣は、箴言3章5節ー6節が「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」と勧めているように、主がどのような方なのかを、主の主権を認めることではないでしょうか。愚かさ、すなわち神の存在を忘れ、自分の考えで行動しようとしたアビシャイのようではなく、ダビデのように、今日の聖句が「怒りを遅くする者は英知を増し」と、英知、すなわち真理を捉えることのできる認識力が増す、と語っているように,すべてのことの背後に主を認めるように心がけようではありませんか。