新暦の上では立夏を向かえましたが、今年は暦の先に行くような夏日や真夏日が続きます。緑がいい季節でもあります。
紫外線の強いのもこの季節だと聞いていますが、その光をやわらげてくれるのが木々の緑です。読売新聞の5月4日の編集手帳によると、「緑は本来、草木の新芽を示す言葉で後に色の名に転じたといわれる。赤ちゃんを『みどり児』と言うが、これも新芽のような若々しさに由来するそうだ。英語の『グリーン』も、『ガーラ』という成長を意味する言葉が語源なのだという。古今東西、人は新緑に生命の息吹を感じ、そこから強いエネルギーを受け止めてきたのだろう。」と、みどりについて解説してくれていた。
もしかしてストレスが溜まりがちな日々、疲れ気味な日々に、じっと木々の緑を眺めていると、癒しの時が静かにやさしく過ぎて行くような気がします。
5月のお茶の水メディカル・カフェは、21日【土】1時より、4周年を記念して、ソプラノ歌手、西由紀子さんをお迎えしています。また「皆さんといっしょに歌いましょうコーナー」も企画しています。もちろん、言葉の処方箋「樋野講話」のコーナーも皆さんをお待ちしています。会場の都合で定員70名に限らせて頂いていますので、ご理解のうえ宜しくお願いいたします。榊原 寛