『さいた さいた チューリップの花が どの花みても きれいだな』
お茶の水メディカル・カフェのスタッフのお一人、目白カフェの森さんが寄せてくれたチューリップの写真です。
幼稚園や小学校の花壇、そして隣近所のお庭にもチューリップが咲いているようです。
今年に限ってか、このチューリップの歌が、口について離れません。
特に、「どの花みてもきれいだな」のフレーズの部分です。チューリップはきれいなもんだと言ってしまえばそれっきりですが、中には、同じチューリップでも貧弱なものやさえない色のものや萎れかかっているものもある。でも、今この歌の作者は、「どの花みてもきれいだ」といったところに、すごさがあるなと感じたわけです。
誰にでもいいところがある、誰にでもほかの人にはない得手がある、「私なんか、どうせいてもいなくても…」などと自分を考えることもなく、人に対しては当然思ってはならない。
「どの花みてもきれい」なのだ。チューリップからこんなことを考えるのは、どこか曲がり癖があるからかでしょうか。こうしている間に、チューリップの花びらが一枚ひらひらと落ちていきました。