どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。(ローマ人への手紙15章13節)
1.詩篇62篇1節ー8節
2.ローマ人への手紙5章1節ー5節
3.コリント人への手紙第一15章12節ー22節
4.テサロニケへの手紙第一1章1節ー7節
パウロは「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。」と祈っておられるその祈りの内容を見ると、まず、私たちの神は私たちに望みを与えてくださる神であることを語ってから、ペテロが生まれつき足のなえた人に「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って彼の右手を取って立たせると、彼が歩き出し、神を賛美しつつペテロとヨハネと一緒に宮に入ったのを見た人々に「イエスによって与えられる信仰が、この人をみなさんの目の前で完全なからだにしたのです。(使徒の働き3章6節ー9節及び16節)」と語ったように、希望の神は私たちに信仰を与え、救いの喜びと神との平和をもって満たしてくださるだけでなく、死からよみがえられたイエス様にお会いし、聖霊の力に満たされたペテロが「私たしたちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中から読みがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました(ペテロの手紙第一1 章3節)」と、パウロが「聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保障です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。(エペソ人への手紙1章14 節)」と、また「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。(ピリピ人への手紙3章20節)」と語っているように、私たちも将来のことを思うと望みにあふれるのではないでしょうか。