なるほど、多くの神や、多くの主があるので、神々と呼ばれるものならば、天にも地にもありますが、私たちには、父なる唯一の神がおられるだけです。すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。(コリント人への手紙第一8章5節ー6節)
1.イザヤ書44章6節ー22節
2.エレミヤ書10章1節ー11節
3.使徒の働き17章16節ー31節
4.ヘブル人への手紙1章1節ー4節
今日の聖句が「なるほど、多くの神や、多くの主があるので、神々と呼ばれるものならば、天にも地にもありますが、」と語っているように、太陽を神としたり、「古事記」、「日本書紀」や「風土記」などの日本神話やギリシャ神話はじめ多くの神話の中にさまざまな神の存在がありますが、「私たちには、父なる唯一の神がおられるだけです。すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。」と語っているように、主は「異邦人の道を見習うな。天のしるしにおののくな。異邦人がそれらにおののいても。国々の民のならわしはむなしいからだ。」と仰せられてから「あなたがたは、彼らにこう言え。『天と地を造らなかった神々は、地からも、これらの天の下からも滅びる。』」と仰せられたのでした(エレミヤ書10章2節ー3節及び11節)。ところでヨハネの福音書1章3節に「すべてのものはこの方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。」と、ヘブル人への手紙1章2節も「神は、御子を万物の相続者とし、また御子によって世界を造られました。御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な表れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。」と造られただけでなく今も主が万物を保っていてくださるがゆえに「また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。」と、パウロが「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。(エペソ人への手紙2章10節)」と語っているように罪から贖われ恵みによって生かされていることを忘れないようにしようではありませんか。