真実な証人はまやかしを言わない。偽りの証人はまやかしを吹聴する。あざける者は知恵を捜しても得られない。しかし、悟りのある者はたやすく知識を得る。(箴言14章5節ー6節)
1.マタイの福音書28章1節ー20節
2.ルカの福音書23章33節ー43節
3.ヨハネの福音書8章12節ー18節
4.ヨハネの手紙第一5章5節ー13節
イエス様はご自身がキリストであり神の子であることを話されても、長老たちも、祭司長、律法学者たちは主のことばを信じないばかりか、イエス様はカイザルのものはカイザルに(マタイの福音書22章21節)と仰せられたにもかかわらず、「この人はわが国民を惑わし、カイザルに税金を納めることを禁じ、自分は王キリストだと言っていることがわかりました(ルカの福音書22章66節ー23章2節)。」と、今日の聖句が「真実な証人はまやかしを言わない。偽りの証人はまやかしを吹聴する。あざける者は知恵を捜しても得られない。しかし、悟りのある者はたやすく知識を得る。(箴言1」と語っているように偽りの証言をもって犯罪者バラバの代わりにイエス様を十字架にかけたのでした。人々だけでなく一緒に十字架につけられた二人の犯罪人もイエス様に悪口を言っていたのですが、イエス様が「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」ととりなして祈られると、「あざける者は知恵を捜しても得られない。しかし、悟りのある者はたやすく知識を得る。」と語っているように、主の祈りを聞いても二人の犯罪人のうちのひとりはイエス様をあざけって悪口言い続けていましたが、もうひとりの犯罪人は「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」とたしなめてから「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになる時にには、私を思い出してください。」と申し上げるとイエス様は「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」と約束されたのでした。真実な方であるイエス様と真実な証言であるみことばしっかり握って生きるようにしようではありませんか。