主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。あなたの御手のわざを捨てないでください。(詩篇138篇8節)
1.詩篇23篇1節ー6節
2.ローマ人への手紙5章17節ー21節
3.ヘブル人への手紙4章14節ー16節
4.ヘブル人への手紙12章2節―13節
ダビデはサウル王の次の王として油を注がれましたが、彼は末っ子であったためにサムエルがエサウを訪ねた時、父エサウはダビデ以外の息子たちを紹介しましたが、サムエルが「子どもたちはこれで全部ですか。」と尋ねるまで紹介されなかったような存在でしたが、ゴリアテを倒したことによってサウル王に召し抱えられ、戦士の長とされたのですが、ペリシテ人との戦いに勝利して凱旋した時、女性たちが「サウルとダビデを用いて主が勝利を与えられた。」と主を賛美したのではなく「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。」とくり返して歌ったことによって、ダビデはサウルからいのちを狙われるような状態に陥ったために、逃亡生活を余儀なくされたのでした。その間、彼は神に拠り頼むよりも自分の考えで行動しペリシテ人の陣地に逃げ込むようなことをしたのですが、窮地に陥ったり、罪を犯したりしても主に立ち返ると、主は回復を、祝福を与えられたのでした。ですから、彼は主の恵みを深く知っておられたので、「主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。」と告白するとともに「あなたの御手のわざを捨てないでください。」と、恵みの上にさらに恵みを受ける(ヨハネの福音書1章16節)人生を願われたのではないでしょうか。信仰の完成者であり、十字架の死をもって義の実である神の愛を示され、恵みとまことを実現されたイエス様を見上げ、主のご計画にそって日々導かれていることを感謝し、恵みの中を歩ませていただこうではありませんか。