私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章8節)

1.ヨハネの福音書16章19節―33節
2.ヘブル人への手紙12章2節―3節
3.ヤコブの手紙5章13節―16節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節

イエス様が「あなたがたはみな、今夜、わたしのゆえにつまずきます。『わたしが羊飼いを打つ。すると、羊の群れは散り散りになる』と書いてあるからです。しかしわたしはよみがえってから、あなたがたより先に、ガリラヤへ行きます。」と弟子たちに話されると、ペテロは「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」と申し上げたのですが、イエス様が「まことに、あなたに告げます。今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」と預言されると、ペテロは「たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。」と申し上げると、他の弟子たちもみなそう言ったのですが、イエス様が預言されたとおりになったのでした。しかし、死からよみがえられたイエス様にお会いして生ける希望を持つ者となり(ペテロの手紙第一1章3節)、聖霊に満たされたペテロは、ほかの使徒たちとともに立って大胆に十字架と復活を語りイエス様を証しされたのでした。パウロも最もたいせつなこととして伝えたのは十字架の死と復活でした。パウロが「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。」と、ヤコブが「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。(ヤコブの手紙5章13節)」と勧めているように、死からよみがえられ、父なる神の右に座しておられる栄光に満ちた復活の主を、天地万物を創造された力ある主を仰ぎ見て生きようではありませんか。