金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(ヘブル人への手紙135節)

1.マタイの福音書6章19節―34節
2.ルカの福音書12章13節―34節
3.テモテへの手紙第一6章3節―10節
4. テモテへの手紙第二3章1節―9節

9月27日に行われる予定になっている安倍元総理の国葬にともなって、岸信介元総理をはじめ多くの議員と元統一教会との関係が取り沙汰され、どのような教えをしていたかも明らかにされる中で、お金と地獄の関係が強調されている教理に「地獄の沙汰も金次第」ということばをほうふつさせられましたし、その背後にみことばをもってイエス様を試みた悪魔の働きがあること(マタイの福音書4章1節―11節)、その一方で、日本のリバイバルのために祈り続けてきたキリスト者の祈りに主が応答されたように思わされます。罪や地獄からの救いは恵みによるものであり、お金には何の力もありません。イエス様は、まず神を愛すること、そして隣人を愛するように仰せられましたが、お金を愛するようには仰せられていませんし、パウロは「金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。金銭を愛することが、あらゆる悪の根っこだからです。(テモテへの手紙第一6章9節―10節)」と、警告しています。「金銭を愛する」ということは、「お金があるから・・しよう」とか「お金がないか・・・できない。」とお金によって物事を決断することであり信仰を必要としないからです。今日の聖句「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」を心に据えて、お金では解決できない地獄に追いやる罪の赦しと永遠のいのちを与えてくださった主が私たちの重荷だけでなく、私たちを日々背負っていてくださることを(イザヤ書46章3節―4節)何よりも喜んで生きようではありませんか。