主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。(詩篇23篇1節)
1.マタイの福音書6章7節―13節
2.ヨハネの福音書6章32節―35節
3.ヨハネの福音書10章7節―16節
4.テモテへの手紙第一6章2節―11節
イエス様は「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。(ヨハネの福音書6章35節)」と心の飢え渇きを満たすことができるのはイエス様以外にないことを語っています。世の人々は欲に支配され、欲を満たそうとしますが、欲は欲を呼び寄せてしまうような傾向があり、一時的な満足感を得ることができても、満ち足りた心を得ることはできないのではないでしょうか。パウロは「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。(テモテへの手紙第一6章6節)」と語っていますが、プーチン氏は敬虔そうに見せていますが、いまだにウクライナとの戦いをやめるように見えないのは、支配欲に支配され、満ち足りた心に欠けているからであり、その原因は、イエス様をご自身の羊飼いとして認めず、イエス様の教え、すなわち、みことばをないがしろにしているからではないでしょうか。今日の聖句は「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」と語っています。羊飼いは羊の状態をよく観察し、羊に必要なものを与えるだけでなく、いのちがけで羊を守り導きます。パウロが「私たちすべてのために、ご自身の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。(ローマ人への手紙8章32節)」と、ヘブル人への手紙13章5節が「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」と語っているように、良い羊飼いである主がいつも一緒にいてくださることを忘れないで、金銭よりも、何よりも主を愛して生きようではありませんか。