愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。(ペテロの手紙第一2章11節)

1.ヨハネの福音書17章9節―20節
2.ガラテヤ人への手紙5章13節―24節
3.ピリピ人への手紙3章17節―4章1節
4.ヘブル人への手紙11章1節―13節

今日の聖句が「愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。」と語っているように、パウロは「私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないのを知っています。私には善をしたいという願いがいつもあるのに、それを実行することがないからです。・・私は、内なる人としては、神の律法を喜んでいるのに、私のからだの中には異なった律法があって、それが私の心の律法に対して戦いをいどみ、私をからだの中にある罪の律法のとりこにしているのを見いだすのです。私はほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか。」と(ローマ人への手紙 7章18節及び22節ー24節)、心の葛藤を覚えたのですが、「キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまな情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。(ガラテヤ人への手紙5章24節)」と、肉に勝利する秘訣は世の人々のように自分を生かそうとするのではなく、キリストに生きることであることを語っています。すべてのキリスト者はキリストによって天から遣わされた者(ヨハネの福音書17章18節―20節)、御国の民とされていることを、キリストの大使(詳訳聖書コリント人への手紙第二5章20節)であることをわきまえて、約束の地が与えられているにもかかわらず、その途上で肉の欲にかられて不平不満をもらしてエジプトを懐かしみ神に反抗したイスラエルの民のような生き方をしないように主を信頼し、世の光として輝くためにいのちのみことばをしっかりに握って(ピリピ人への手紙2章16節)天国目指して生きようではありませんか。