わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げー天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたに道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。(イザヤ書55章8節―9節)
1.エゼキエル書18章19節―32節
2.マタイの福音書5章43節―48節
3. ローマ人への手紙5章6節―21節
4.ペテロの手紙第二3章3節―9節
ペリシテ人との戦いに勝利して凱旋した時女性たちが笑いながら「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。」と繰り返し歌ったのを耳にしたサウルは非常に怒り、「ダビデには万を当て、私には千を当てた。彼にないのは王位だけだ。」と不満に思い、その日以来ダビデを疑いの目で見るようになり、ダビデを殺そうとしたのでした。しかし、神はダビデを常に守られたのですが、ダビデは自分の考えでイスラエルにいたらいつか殺されると思い込んで敵であるペリシテ人の地に逃げ込んだのですが、彼は愚かにもゴリアテの剣をもってゴリアテの出身地ガテに逃げ込んだためにすぐにダビデとわかってしまったために、気が違ったように振る舞い、アドラムのほら穴に避難したのでした。そこで、彼は「私の叫びに目を留めてください。私はひどく、おとしめられていますから。どうか、私を迫害する者から救い出してください。彼らは私より強いのです。私のたましいを、牢獄から連れ出し、私があなたの御名に感謝するようにしてください。正しい者たちが私の回りに集まるでしょう。あなたが私に良くしてくださるからです。(詩篇142篇7節)」と祈られたのですが、彼のもとに集まった四百人は、困窮している者、負債のある者、不満のある者たち、と問題を抱えた人々で、人間的に考えると助けになるどころか、問題が四百倍になったのですが、彼らはダビデと寝食をともにしながら勇者になっていったのでした。今日の聖句が「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げー天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたに道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」と語っているように人の心に思い浮かばないようなことを備えてくださっておられる主を仰ぎ見て、自分の悟りに頼らず、主により頼んで生きようではありませんか(箴言3章5節―6節)。