私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗闇の世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。(エペソ人への手紙6章12節)

1.マタイの福音書4章1節−11節
2.マルコの福音書16章9節―18節
3.使徒の働き26章9節―20節
4.コリント人への手紙第二2章10節―11節

ペテロが「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と答えたペテロにイエス様は「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。」と仰せられたましたが、イエス様がご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえられなければならないことを弟子たちに示し始めると、イエス様が真実を語ったにもかかわらず、イエス様を引き寄せていさめ始め「主よ。神の御恵みがありますように、そんなことが、あなたに起こるはずはありません。」と語ったペテロに対して「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ(2017訳:わたしをつまずかせるものだ)。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」と仰せられたのですが(マタイの福音書16章15節―24節)、イエス様のことばにサタンの働きを見ることができます。サタンは神のことばに生きないように人を介して働くので、人を敵視してしまうような状態に陥ってしまいがちになりますが、二度もサタンの攻撃にあったペテロのためにイエス様は信仰がなくならないように祈られたのでした(ルカの福音書22章31節―32節)。数年前になりますが、日本で開拓されているアメリカ育ちの韓国人牧師が「韓国語でもできますが英語の方がメッセージをしやすいので。」と言われて英語で話されました。彼はまず博士号をいくつも持っていることなどさまざまなことを自慢してから慰安婦問題を持ち出して日本を激しくバッシングし、「教会に来た高校生に日本がどんなひどいことをしたかを話したらその高校生も『私も日本を憎む』と言いました。イエス様が『自分の敵を愛しなさい。』と言われたので、私は日本を愛します。」と、韓国人のキリスト者のための大きな大会で話されたのですが、拍手大喝采でした。主人はその牧師に手紙を書きましたが、いまだに返事はありません。悪魔の策略に陥らないように、今日の聖句「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗闇の世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」をしっかり握って、敵を間違えないようにしようではありませんか。