わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです。(ヨハネの福音書13章15節)

1.ヨハネの福音書13章1節ー14節14節
2.エペソ人への手紙4章26節―32節
3.ヘブル人への手紙12章2節―13節
4.ペテロの手紙第一2章18節―25節 

イエス様は弟子たちに「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者と認められた者たちは彼らを支配し、また、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。しかし、あなたがたの間では、そうでありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、みなのしもべになりなさい。人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。(マルコの福音書10章35節―45節)」「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」と、弟子たちの足を洗われてから、「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです。」と、世の人々と同じような生き方をしないように イエス様が生きられたように生きるように仰せられました。神の愛は十字架で示された「赦し」ではないでしょうか。パウロは「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。」と勧めています。そのためには「赦せない」と訴える自分の肉の思いや感情、プライドとの戦いがありますが、みことばを成就するためにゲッセマネで、十字架にかけられながらも「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」と祈られ、十字架の死と復活によって神の栄光を現された信仰の完成者であるイエス様のことを見上げて生きようではありませんか。