天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。(マタイの福音書6章10節)

1.マタイの福音書16章15節―19節(マタイの福音書18章18節―20節)
2.ヨハネの福音書6章38節―40節
3.コリント人への手紙第一2章7節―12節
4.エペソ人への手紙1章3節ー5節

今日の聖句「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。」は主の祈りの一節ですが、そこには天と地といいう二つの領域とその関係が語られています。パウロは「神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。」と天における神の御心は人が介入できるものではないことを語るとともに、「神のみこころのことは神の御霊のほかにはだれも知りません。」と言われたように、神のみこころを行うことができるのは、御霊をいただいているキリスト者、教会しかないことを思います。イエス様はペテロに「あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしはあなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつがれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。(マタイの福音書16章19節)」と、さらに「まことにあなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。(マタイの福音書18章18節―20節)」と仰せられました。ひとりで祈る時も、特に共同体での祈る場合心を一つにすることができるのは御霊の働きですかた、パウロが勧めているように御霊によって祈るようにするために、祈る時、天におられる私たちの父である神が、またイエス様が祈りの場におられることを、御名によって祈る特権が与えられていることを心に据えて祈るようにしようではありませんか。