主は真実な方ですから、あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。(テサロニケへの手紙第二3章3節)

1.哀歌3章22節―24節
2.コリント人への手紙第一10章1節―13節
3.テモテへの手紙第二2章11節―14節
4.ペテロの手紙第一5章7節―11節

このところウクライナとロシアの状態に関するさまざまな情報が行き交う中で、何が真実なのか、何を信じればよいのかわからないような状態が続いていますが、そのような状況下にあって、中国をはじめとする共産主義国、と言っても、実際は独裁者国家のように見える国々においては報道が規制され報道の自由が奪われ国民がだまされている状態の根底には、真実な方である神の存在を認めていないことや、プーチン氏のようにたとえロシア正教の信徒であっても、みかけは敬虔そうに見せても、みことばを曲解し、みことばを侮るようなことをしていることにあるのではないでしょうか。パウロは「主は真実な方ですから、あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。」と、主がどのような方であるかを語るとともに主を信頼して生きるように勧めています。ペテロは二度ほど悪い者であるサタンの攻撃を受けて、イエス様のことばを否定したり、恐れに支配されてイエス様を三度知らない、と言ったりしましたが、死からよみがえられた主は「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。(ヨハネの福音書14章18節)」と仰せられたように、ペテロを責めることなくご自身の方から弟子たちにご自身を現されただけでなく、約束通り聖霊を与えて弟子たちを強くされただけでなく、悪い者は火矢を放ってきますが(エペソ人への手紙6章16節)、悪い者がキリスト者にはふれることができないようにされたのでした(ヨハネの手紙第一5章18節)。パウロはテモテに、何の益をもたらさないようなことばの論争をしないように、私たちは真実でなくても、主は真実な方であることを人々の思い起こさせるようにも語っています。主は真実な方で試練の中にも脱出の道を備えておられることを(コリント人への手紙第一10章13節)心に据えて主を信頼して生きようではありませんか。